時代は令和。テレビ番組よりも、YoutubeやNetflixなど、自由に動画を見られるプラットフォームの需要が高まる昨今。テレビ離れが目立ち、多くの芸能人がYoutuberとして鳴り物入りでクリエイティブ業界へシフトしていますね。ほんの十数年前までは、家族揃ってテレビを囲みながら食事をするのが一般的な光景でした。当時流行っていた番組は、家族で楽しい時間を共にした証であるという人も多いですよね。平成時代には、どんな番組が放送されていたのかご存知でしょうか?あの頃みんなが見ていた大ヒット番組をまとめてみました。
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懐かしい!平成に流行ったヒットバラエティ番組
マジカル頭脳パワー!!(1990~1999年)
クイズ番組のパイオニアといえば、『マジカル頭脳パワー!!』ではないでしょうか。今や当たり前のように放送されているクイズ番組ですが、『マジカル頭脳パワー!!』のヒットぶりといったらスゴかったですよね!最高視聴率は31.6%を記録。日本テレビのゴールデンタイムに放送されたバラエティ番組で、史上最高の数字なんですよ。実は本番組、他局よりもほんの少しだけ番組を早くスタートする、いわゆるフライングスタートを、日本のゴールデンタイムで初めて行った番組。開始時間は19:54でした。
出没!アド街ック天国
現在も放送されている、通称アド街。毎回1つのエリアを舞台に、番組が独自に作成したランキングを発表しながら、その回で紹介される街にゆかりのあるゲストとともに、町についてゆるっとトークで盛り上がる番組ですね。国内にある街を徹底的に紹介する番組ということで、地元や知っている街が放送されるとついついテンションが上がってしまうアド街は、放送25周年を迎えた長寿番組としても知られています。テレビ制作のトレンドや時代に左右されず、ただただ魅力的な街を紹介するというシンプルなコンセプトは、老若男女問わず愛される番組であり続けていますよね。
学校へ行こう!
小中学生を中心に、若年層から絶大な支持を受けていた番組『学校へ行こう!』。今は解散してしまっている、ジャニーズタレントのV6がMCを務めたり、ロケに出向いたりと、とにかく「学校って楽しいところだな」と思わせてくれるバラエティ番組でしたよね。人気コーナーは「未成年の主張」や「どこ行くんですか?ゲーム」など、学園祭の出しものやイベントでパロディーにしやすい企画が多く、テレビ番組としても、リアルな学校生活としても楽しい時間を提供してくれました。
はねるのトびら(2001~2012年)
当時、時代を築き上げてきたといっても過言ではないお笑い芸人たちが中心となって、様々なコントを見せていた番組。キングコング、ドランクドラゴン、ロバート、北陽、そしてインパルスという、インパクト大な芸人たちが繰り広げる笑いの世界観が秀逸でした。笑を追求し、芸人たちが身体を張ってきた番組だけに、骨折や失神などのハプニングも多かったですよね。
トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜(2002~2006年)
タイトルの通り、「ムダな知識」を提供するという新たなコンセプトで始まった本番組は、発表される知識が本当にムダなことばかりで、視聴者の心をグッと掴んだ番組となりました。司会の高橋克実さんと八嶋智人の、ゆるくシュールな掛け合いも見どころでしたよね!審査員たちが「へぇ~」と思うたびに鳴らすボタンからは「へぇ~」という声が流れ、巷では「なるほど」と思ったときに、トリビアのボタンを押すマネをして「へぇ~」と言う仕草が定着するほどでした。ちなみにこのボタンを押す仕草は、当時番組を見ていた人であれば、いまだにするジェスチャーではないでしょうか。
まとめ
平成に大ヒットしたバラエティは、今なお私たちの記憶と心に残り続ける、思い出深い番組となっています。時代を作り上げてきバラエティ風を巻き起こした番組として、今後もスペシャル版で帰ってくるなど、ずっと人々に語り継がれていくことでしょう。そして、今放送されている番組の中にも、こうして後世に受け継がれていく番組が生まれていくのでしょう。若者のテレビ離れが目立つ今日この頃ですが、時には懐かしい番組で盛り上がってみるのも良いですよね!