今回は箱根駅伝出場校2020決め方や条件は?なぜ関東だけで全国ではない?と題してお届けしていきます。
年始の風物詩の一つに箱根駅伝があります。
毎年毎年寒い中沿道に沢山の応援者が集まってランナーを応援する姿は素敵ですよね。
実は箱根駅伝には正式名称があります。
正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」です。
毎年思うのが箱根駅伝の出場校の決め方や条件はどう決めているか知ってますか?
また、なぜ関東だけで全国の大学からは出ないのでしょう?
せっかくの年始の箱根駅伝を見るにあたってこういった事情も知るともっと面白く感じると思いませんか?
そこで今回は箱根駅伝出場校2020決め方や条件は?なぜ関東だけで全国ではないのかについて見ていきます。
目次
箱根駅伝出場校2020決め方や条件は?
今朝の読売新聞にて箱根駅伝大特集!運命の区間エントリー発表なので朝からソワソワしてます。 pic.twitter.com/tgOBCMpVfy
— 大学駅伝のトリセツ (@ekiden_boy_jp) December 28, 2019
今年で96回目になる箱根駅伝ですが、気になるのが出場校や出場選手ですよね。
毎年色々なドラマが見られます。
また、箱根駅伝のあとには箱根駅伝の裏側なども放送されるほど人気です。
個人的には箱根駅伝の裏側の箱根駅伝までのドキュメンタリーが好きなんですが。
箱根駅伝の出場校の決め方は?
箱根駅伝に出場するには下の2つの方法があります。
- シード権を獲得する
- 予選会の合計タイムによって決定する
箱根駅伝の出場校のシード権はどうやって獲得するの?
シード権とは予選会を通過せず箱根駅伝に参加できる権利です。
ではどうやってシード権を獲得するのでしょうか。
実は、毎年1月2日と3日に行われる箱根駅伝で総合タイム上位10校がシード権を獲得することが出来ます。
箱根駅伝は20校+記録の残らないオープン参加がありますので、20位中10位までに入ればシード権を獲得できます。
シード権を獲得できれば次の年の箱根駅伝は決定ですからより練習に集中できますね。
箱根駅伝の予選会でどうやって決定するの?
では箱根駅伝の予選会について見ていきます。
2020年の箱根駅伝に出るための予選会は2019年10月26日(土)でした。
- 関東学生陸上競技連盟に加入している。
- 関東学生陸上競技連盟男子登録者で、本予選会並びに箱根駅伝本大会出場回数が通算4回未満。
- 1校1チーム。ただし、エントリーは10名以上14名以下とし、出場人数は10名以上12名以下。
- 1月1日から予選会の申込期日前日までに各校エントリー者全員が10000m 34分以内のトラックでの公認記録を有していること。
予選会に出るためには大前提として関東学生陸上競技連盟に加入していること、そして上記の条件が挙げられます。
今年はシード権未獲得の43校が予選会に出場しました。
その結果上位10校が箱根駅伝に出場が決定しました。
上位10校の決め方としては至極単純で合計タイムによって決まります。
合計タイムが短い上位10校が本選に出場できるんですね。
箱根駅伝2020年の出場校一覧
2020年の箱根駅伝の出場校は20校となります。
本選に一番出場しているのは中央大の93回目となります。
26年ぶりに出場する筑波大も気になるところです。
- 東海大学(7年連続47回目)
- 青山学院大学(12年連続25回目)
- 東洋大学(18年連続78回目)
- 駒澤大学(54年連続54回目)
- 帝京大学(13年連続21回目)
- 法政大学(5年連続80回目)
- 國學院大學(4年連続13回目)
- 順天堂大学(9年連続61回目)
- 拓殖大学(7年連続41回目)
- 中央学院大学(18年連続21回目)
- 東京国際大学(3年連続4回目)
- 神奈川大学(10年連続51回目)
- 日本体育大学(72年連続72回目)
- 明治大学(2年連続61回目)
- 創価大学(3年連続3回目)
- 筑波大学(26年ぶり61回目)
- 日本大学(2年連続89回目)
- 国士舘大学(4年連続48回目)
- 早稲田大学(44年連続89回目)
- 中央大学(3年連続93回目)
- 関東学生連合(6年連続16回目)
個人的に気になるのは下記の3チームです。
72年連続72回目の日本体育大学は1番連続して出場しているので来年シード権を獲得出来るように10位以内に入れるか。
54年連続54回目の駒澤大学は2番目に連続して出場しているので連続出場数を伸ばせるか。
26年ぶり61回目の筑波大学は出場回数は出場回数10位以内、シード権を獲得し連続記録を作れるか。
皆さん、好きな大学や母校を応援するかと思いますが上記のように気になる大学を応援するのも一つの楽しみですね。
箱根駅伝はなぜ関東だけで全国ではない?
【瀬古さん!ド素人が青筋立てて口とんがらかして天下国家から箱根駅伝まで偉そうに論ずるというのが玉川さんの芸風なので、そこは大目に見てやって下さい(棒】https://t.co/5ye0hQJ7Sy 瀬古利彦氏、テレ朝・玉川徹氏の箱根駅伝に「関西の大学出てない」発言にあきれ顔「ド素人ですね」
— 遠子先輩 (@murrhauser) January 4, 2019
箱根駅伝は年始の一大イベントですがすべての大学が参加しているわけではありません。
参加しているわけではないというより参加できないのです。
なぜ参加できないのでしょうか。
理由としては条件にも記載した通り、「関東学生陸上競技連盟に加入している」のが大前提になるからです。
ちなみに、関東学生陸上競技連盟の関東の定義としては茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨の1都8県となります。
その為、上記の都道府県以外の大学は参加できないんですね。
関東学生連合2020は誰が出場する?
今年オープン参加の関東学生連合2020の出場選手は下記の16人となります。
二人以外は全員初の箱根駅伝メンバー入りとなります。
- 1区:吉里駿(よしざとしゅん)駿河台大3年
- 2区:山口武(やまぐちたける)東京農業大3年
- 3区:大石亮(おおいしりょう)専修大3年
- 4区:上土井雅大(かみどいまさひろ)亜細亜大4年
- 5区:外山結(とやまゆい)育英大2年
- 6区:船田圭吾(ふなだけいご)武蔵野学院大2年
- 7区:森陽向(もりひなた)東京経済大3年
- 8区:吉井龍太郎(よしいりゅうたろう)大東文化大3年
- 9区:渡邊晶紀(わたなべあき)山梨学院大2年
- 10区:阿部飛雄馬(あべひゅうま)東京大4年
- メンバー:武田貫誠(たけだかんせい)上武大4年
- メンバー:宮田亮(みやたりょう)麗澤大4年
- メンバー:菅原伊織(すがわらいおり)城西大3年
- メンバー:山田直樹(やまだなおき)日本歯科大3年
- メンバー:司代隼(しだいじゅん)慶応義塾大2年
- メンバー:竹上世那(たけがみせな)流通経済大2年
上記で2度目のメンバー入りは武田貫誠・菅原伊織の2名となります。
また、主将は10区の阿部飛雄馬が務めます。
関東学生連合の決め方も紹介
関東学生連合の決め方はどう決まるんでしょうか。
前提条件として「本大会出場回数2回を超えない」という条件があります。
また、第94回大会より「大学、連合を問わず本戦出場経験がゼロであること」という要件が追加されました。
つまり、予選会2回以上出場していても本大会ゼロであれば選出されることが可能になりました。
上記の条件を踏まえたうえで、毎年10月に行われる予選会で本戦出場権を得られなかった大学の中から選ばれます。
予選会で個人成績が優秀な選手が選抜されて構成されています。
また、基本的に1校から1名のみの選出となります。
大学代表で箱根駅伝に出るのが一番の思いですが、予選会で敗れてしまった場合に関東学生連合に選出されれば箱根駅伝の本戦で走れるので思い出にはなりますね。
また、本戦出場数がゼロであれば大学在学中何度でも予選会には挑戦できるので頑張ってほしいですね。
箱根駅伝出場校2020決め方や条件は?なぜ関東だけで全国ではない?まとめ
羽田空港に箱根駅伝出場校のタスキが展示されてました pic.twitter.com/c7AGufWgwc
— yukarin (@yukarin1017) January 3, 2020
今回は箱根駅伝出場校2020決め方や条件は?なぜ関東だけで全国ではない?についてお届けしてきましたが如何でしたでしょうか。
意外と知らなかったもいるかと思います。
今でこそ年始の一大イベントとして全国生放送していますが、参加できる条件に書いてある通り関東の大学しか出場できません。
元々は関東ローカルの駅伝だったのにいつのまにか全国のイベントになっていたんですね。
なぜ関東だけで全国ではないのかもこれですっきりですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました。