King & Prince（キンプリ）メンバー脱退！これまでの出演ドラマ【まとめ】

2022年11月、深夜の時間帯に激震が走りました！キンプリメンバー3人の脱退が発表されたのです。名実ともにその地位を確実なものにしていたキンプリこと「King&Prince」は、ジャニーズ事務所のエースで、そのダンススキルはもとより、メンバー全員の顔面偏差値が高いことや仲の良さでも知られている数少ないアイドルグループです。

実はそんなキンプリ、演技派メンバーも多いことで有名。アイドルとしてのパフォーマンスのみならず、迫真の演技でも視聴者を惹き込む才能が見込まれています。

この記事では、特に演技力に定評のあるキンプリメンバー3名が出演してきたドラマを振り返ってみたいと思います。

1 キンプリきっての演技派！高橋海斗出演ドラマ
2 朝ドラで才能を見出された逸材！永瀬廉出演ドラマ
- 2.1 おかえりモネ(2021年)
3 じわじわと成長を見せる！平野紫耀出演ドラマ
4 まとめ

キンプリきっての演技派！高橋海斗出演ドラマ

部活好きじゃなきゃダメですか(2018年)

高橋海斗さんといえば、あどけない笑顔に母性をくすぐるかわいらしいキャラクターでファンを魅了してきました。

本作では、そんな高橋さんのイメージにぴったり！フレッシュな高校生役で出演。いつも何か理由をつけては部活をサボりたがる、どこにでもいる男子高校生を熱演しました。その自然な立ち振る舞いや、演技を感じさせない口調などが「演技派」のイメージを付けましたね。

姉ちゃんの恋人(2020年)

有村架純さん演じる「姉ちゃん」を大切に思う弟として、姉ちゃんの恋人に対し涙しながら思いをぶつける高橋さんの演技が話題となりました。

穏やかでほんわかした高橋さんの雰囲気はそのままに、とてもナチュラルで姉を想う気持ちが自然にあふれ出ている・・・。そんな健気さを醸し出す抜群の演技力を見せつけました。

ドラゴン桜(2021年)

子犬のようなかわいいルックスに穏やかな人柄で人気の高橋さんですが、演技の幅は想像以上に広かった！

それが露呈したのは、ドラゴン桜で演じた不良役だったのではないでしょうか。東大を目指す不良という、役柄としてはとても難易度の高い人物を見事に演じ切りました。おバカな要素を仕込みつつ、目標に向かって本気で突き進む姿、そして「生意気だけれど子どもっぽい」そんなよくいる不良生徒のオーラを完璧に醸し出していましたね。

朝ドラで才能を見出された逸材！永瀬廉出演ドラマ

おかえりモネ(2021年)

顔面国宝ランキングで殿堂入りを果たしている、永瀬廉さん。誰が見ても見とれてしまう彫刻のように美しい顔出ちをしながら、気仙沼で健気に漁師をする青年を違和感なく演じ切った実力は高く評価されました。

永瀬廉大学在学中の朝ドラ出演でしたが、豪華なキャスト陣の中にあって、主人公に想いをぶつけるシーンや感情的になるシーンは涙を誘うもので、共演していた若手俳優の中でも群を抜いていました。

本作で、永瀬さんはジャニーズきっての名俳優の道を辿るだろうと期待される逸材となったのです。

じわじわと成長を見せる！平野紫耀出演ドラマ

花のち晴れ〜花男 Next Season〜(2018年)

平野紫耀さんにとって初めての出演ドラマとなった「花晴れ」。事務所の大先輩・松本潤さん主演で大ヒットした『花より男子』の続編という大きなプレッシャーの中、傲慢だけれど実はヘタレで天然な御曹司という難しい役に挑みました。

キンプリのCDデビューと同時に出演が決まった本作では、当初演技力不足が懸念された平野さん。しかし、その経験不足な演技がヘタレな役柄にぴったりハマるという奇跡が起きました。平野さんのあどけない表情ひとつひとつや、突拍子もない天然発言が、平野さんのイメージと合致。あっという間にハマり役となったのです。

未満警察ミッドナイトランナー(2020年)

ジャニーズの先輩後輩の関係であるSexy Zoneの中島健人さんとダブル主演を務めた刑事ドラマです。

理論重視の頭脳派タイプを演じた中島さんに対し、平野さんが演じたのは感情先行型の肉体派タイプ。少し天然の入った話し方や奇想天外な思考は、バラエティー番組で見せる朗らかな平野さんを彷彿とさせるナチュラルな演技でした。怖気づくバディの横でコミカルな役を演じ続ける抜群の存在感で、ドラマ全体にメリハリをもたらしていました。

クロサギ(2022年)

2006年に、事務所の元先輩である山下智久さん主演で人気ドラマとなっていたシリーズを、平野さんが引き継ぐことになりました。

本作で平野さんの演技が評価されたのは、ただ役を演じるだけではない「劇中劇」に挑んだこと。クロサギとは、詐欺師を騙す詐欺師の物語で、作品の中で平野さんは「情けない感じのサラリーマン風の男」「外国人」「コンサルの営業マン」など、本来演じるはずの「黒崎」という詐欺師以外にも演じる役が多かったのです。それも平野さんではなく、あくまで黒崎が「詐欺師」として演じる役になりきらなければいけない。そんなハードルの高い劇中劇にチャレンジした平野さんの「クロサギ」は、前作の山下智久さんに負けず劣らないクオリティーだと高評価を受けています。