競馬の脚質とは?調べ方や予想への取り入れ方、脚質別代表馬も紹介!

競馬の脚質とは?調べ方や予想への取り入れ方、脚質別代表馬も紹介!

ブックメーカー 競馬には様々な予想のファクターがあります。中でも競走馬の脚質はレースの展開を読む上で重要な意味を持っています。そこで今回は競馬の脚質について、調べ方や予想への取り入れ方、また脚質別代表馬も紹介していきます。

競馬の脚質の種類と代表馬

まずは競馬の脚質の種類を見ていきましょう。それぞれの代表馬もご紹介します。

逃げ

逃げとはレースでスタートから先頭に立ち、そのままゴールまでの逃げ切りを狙う競馬の脚質です。スタートダッシュが早いスピード馬に向いている脚質で、短距離戦などではこの逃げ脚質の馬が複数揃うこともあります。

逃げ馬の代表馬はタイトルホルダー、キタサンブラック、ミホノブルボンなどです。

先行

先行とは道中好位(頭数にもよりますが概ね4、5番手以内)につけ、直線抜け出しを図る競馬の脚質です。スタートをしてからのある程度のダッシュ力や馬群に入っても怯まない性格が必要です。

先行馬の代表馬はシンボリルドルフやメジロマックイーン、ジェンティルドンナなどです。

差し

差しとは先行集団の後ろ、中団くらいに構え、4コーナー辺りから前へ進出し直線で前を行く馬を交わす競馬の脚質です。こちらも馬群を怖がらない性格と、最後の瞬発力が必要になります。

差し馬の代表馬はアーモンドアイやドゥラメンテ、ウオッカやナリタブライアンなどです。

追い込み

追い込みとはレース前半は後方~最後方に位置し、最後の直線でトップスピードになり前の馬たちをまとめて交わす競馬の脚質です。展開に左右されやすく、勝ち切れないこともあります。気性的に馬群に入れない馬もこの脚質になることがあります。

追い込み馬の代表馬は惜しまれつつも引退したディープインパクトやグランアレグリア、ヒシアマゾンなどです。

自在

自在とはどのようなレース展開でも、騎手の指示のポジションからレースを進めることのできる馬の競馬の脚質です。騎手の指示にすぐに応えられる性格と、どの位置からでも力を発揮できる根性が必要と言われています。

脚質自在の代表馬はイクイノックスやマヤノトップガン、ヴィクトワールピサなどです。

特殊な競馬の脚質

ここまで基本的な競馬の脚質をご紹介しましたが、他にも特殊な競馬の脚質があります。

大逃げ

大逃げは逃げ馬の中でも、2番手以下を大きく引き離して逃げる競馬の脚質です。G1などでもたまに見られる戦法ですが、馬自身の実力や他馬の動向、馬場状態など噛み合わないと大敗することもあります。

大逃げの代表馬はサイレンススズカやパンサラッサ、ツインターボなどです。

まくり

まくりは主に差し馬や追い込み馬が、3~4コーナーあるいは向こう正面で一気に前方へ上がっていき、直線出口の頃には先頭集団や先頭に出てそのまま押し切る競馬の脚質です。長くスピードを持続するスタミナが必要です。

まくりを使った代表馬はゴールドシップやオルフェーヴル、ミスターシービーなどです。

競馬の脚質の予想への取り入れ方

競馬の脚質の予想への取り入れ方を見ていきます。

逃げや先行馬が多いか、差し追い込み馬が多いか見極める

Sportsbet.ioでも人気の種目の一つである競馬のレースには展開というものが存在し、一般的にペースが速ければ差し馬や追い込み馬が、逆にペースがゆっくりであれば逃げ先行馬が有利とされます。その展開を作るのが脚質で、逃げ先行馬が多ければ速くなりやすく、差し追い込み馬が多ければゆっくりになりやすいです。

一頭の脚質だけに注目するのではなく、そのレースに出る馬の脚質全体を見極めることでレースの展開を予想します。

芝の状態を見極める

芝レースでは開幕週で芝の痛みが進んでいない状態では基本的に前に行ける馬が有利とされます。前が止まりにくくなるためです。一方開催が進んで馬場が痛んでくると外からの差しが決まりやすくなります。脚質とともにコースの状態や傾向を確認していきます。

まとめ

今回は競馬の脚質について、調べ方や予想への取り入れ方をまとめてきました。様々な脚質があり、予想には他の要素も絡めて取り入れていきます。

一方で「大逃げ」や「直線一気の追い込み馬」など、個性派の存在はレースそのものを盛り上げてくれますね。予想はもちろん、レースそのものを左右する「競馬の脚質」にもぜひ注目してみてください。