惜しまれつつ若くして30代で亡くなった芸能人・有名人まとめ

惜しまれつつ若くして30代で亡くなった芸能人・有名人まとめ

芸能人の訃報には、いつのときも悲しく無念な思いを抱きます。しかし、”若い人が亡くなる”というニュースよりも心が苦しいものはありませんね。志半ばでその生涯に幕を下ろしてしまう人が、芸能界にもたくさんいました。今日は、30代という若さで亡くなってしまった芸能人・有名人のみなさんをまとめてみたいと思います。

無念…30代で亡くなった芸能人・有名人

ヒトリエ・wowaka(急性心不全)

バンド「ヒトリエ」のボーカルとして活躍していたwowakaさんは、31歳という若さでその生涯に幕を閉じました。当時、ヒトリエの全国ツアーの真っ最中で、wowakaさんの死は本当に突然やって来たのだそうですよ。wowaka 死因である急性心不全とは、全身に血流を促し”ポンプ”の役割を果たしている心臓の機能が、急激に低下してしまう病状。呼吸困難、あるいはショック症状を引き起こしてしまうのだそう。そのまま心臓のポンプ機能が弱まってしまい、全身に血流が行き届かなくなることで、死を引き起こすこともあるそうです。

三浦春馬(自殺)

自宅で死亡しているのが見つかった、人気俳優の三浦春馬さん(当時30歳)。数年前から仕事関係で悩み事が絶えなかったといい、周囲に隠してはいたものの、うつ病を発症していたのだそうです。自死ということで、詳細については明かされていませんが、今をときめくトップ俳優だっただけに、ファンをはじめ世間では、ショックで言葉にならない悲しみに溢れ返りましたね。

芦名星(自殺)

実力派俳優として数々の話題作に出演していた芦名星さんも、自死という選択をし、36歳という若さでこの世を去っています。芦名さんは、亡くなる直前に事務所との契約が歩合制になり、長年お世話になったマネージャーと離れ離れになるなど、仕事面で不安定な状態に陥っていたといいます。当時はコロナ禍により、仕事や将来に対する心配事も絶えず、最悪の選択をしてしまったのではないかといわれていますよ。芦名さんは、亡くなった三浦春馬さんのことを弟のように可愛がっていたそう。三浦さんが亡くなる直前、電話をもらっていたという芦名さんは、「そこで救ってやれなかった」ととても悔やんでいたとのことで、自らも死を選択するほど辛い気持ちを抱え込んでいたのかもしれません。

小林麻央(乳がん)

市川團十郎さん(元・海老蔵)の妻で、ニュースキャスターだった小林麻央さんは、2014年に発覚した乳がんが原因で、3年の闘病生活を経て亡くなっています。当時、まだ幼かった子どもを遺して亡くなった麻央さんと、その家族である團十郎さんや、実姉の小林麻耶さんの絆に注目が集まりましたね。

滝口幸広(突発性虚血心不全)

ミュージカル『テニスの王子様』などで活躍していた俳優の滝口幸広さんは、突発性虚血心不全という病気で、34歳のとき突然亡くなられています。その2日前まで、元気にSNSを更新していたという滝口さん。突然死の原因はいまだに明確になっていないそうですが、”寒暖差”で症状を引き起こすこともあるということです。

野杁俊希(脳出血)

俳優・赤木春恵さんの甥として知られていた、俳優の野杁俊希さん。LDH JAPANに所属し、俳優として活動していましたが、33歳でこの世を去っています。2022年の年末、都内の飲食店の階段から誤って転倒したことで脳出血を引き起こし、そのまま年明けに亡くなってしまったとのことでした。

中島忠幸(白血病)

お笑い芸人やコメンテーターとしても活躍している、カンニング竹山さんの元相方・中島忠幸さんは、白血病の治療中に肺炎を引き起こし、帰らぬ人となってしまいました。今では温厚になったカンニング竹山さんですが、実は中島さんと漫才をしていた頃はかなりのキレキャラ。柔和な中島さんがなだめる構図が、カンニングの定番の流れでしたよね。カンニングを知らない若い世代からは、カンニング竹山という名前をいじられることもあるそうですが、竹山さんはこれからもずっと、カンニングとして中島さんの魂とともに生きていくと語っていますよ。

本田美奈子. (白血病)

そして、カンニング・中島さんと手を取り合って白血病の治療に臨んでいたのが、歌手の本田美奈子.さんでした。中島さんとは手紙のやり取りを通して、互いに励まし合いながら、つらい治療にも耐えてきたそうですが、中島さんに先立ち、38歳という若さでこの世を去っています。移植手術を受け一度は退院したものの、病気が再発。肺への合併症を引き起こし、そのまま亡くなってしまったそうです。

まとめ

30代という若さで亡くなった芸能人・有名人はたくさんいますが、この先の未来にきっと輝かしい人生が待っていたであろう、亡くなるには惜しい人たちばかりでしたね。不慮の事故に病気という、本人の意思に反した最期を迎える人もいれば、自ら死を選んでしまった人も。たくさんの人々の心に、優しさや存在感を刻み込んできた人物だからこそ、これからも私たちの中で永遠に生き続けてくれることでしょう。