香川照之の長男である五代目市川團子が20歳を前にして五代目市川猿之助を襲名するのではないかという噂が飛び交っていた歌舞伎業界。一方で、父である香川照之の不祥事もあり様々な憶測が飛び交っているようです。
そのような激動の歌舞伎業界の中で今回は、市川團子を中心に複雑な家系図について解説していきたいと思います。今後の歌舞伎業界を知る上でぜひ参考にしてみてください。
五代目市川團子について
まずは今回の中心となる市川團子についてプロフィールをみていきます。
五代目市川團子は2004年1月16日生まれの19歳で本名は香川政明といいます。屋号は澤瀉屋(おもだかや)で定紋は八重澤瀉。出身は東京都ですが、香川照之の長男として母親の実家がある福岡県で生まれたとのことです。
これまでの経歴について
まだ19歳の五代目市川團子ですが、その経歴をみていきます。五代目市川團子を名乗っての初舞台は2012年に行われた新橋演舞場「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」のワカタケルとしての出演でした。翌年の2013年には、国立劇場10月歌舞伎公演「春興鏡獅子」胡蝶において国立劇場賞特別賞を受賞するなどその類稀なる実力を示しました。
そして今は市川猿之助の後継者として注目を集めています。
五代目市川團子の家系図について
五代目市川團子が襲名するのではないかと噂されていた五代目市川猿之助 家系図について市川團子との関係性を踏まえてみていきたいと思います。
父親について
前述のとおり市川團子の父親は香川照之(九代目市川中車)です。誰もが知っている実力派俳優である香川照之。その親しみやすいキャラクターからドラマや映画だけでなくバラエティ番組や2021年10月1日からTBS系列にて放送されている情報番組THE TIME キャストにも金曜日の司会担当として名を連ねました。
母親について
続いて、市川團子 母親についてですが、母親はいわゆる出役ではなく元々キャビンアテンダントとして働いていました。母親の実家が福岡県にあるため市川團子は福岡県で生まれたというわけです。
そんな今まで家族を支えてきた市川團子 母親の現在ですが、2016年の12月に香川照之と離婚しておりいま何をしているのかどこにいるのかも関係者以外はわからない状況です。陰ながら息子である市川團子のことを応援していることでしょう。
従叔父について
続いては関係性としては少し離れる従叔父についてみていきます。従叔父は親のいとこにあたります。
市川團子の従叔父は2023年にニュースでも話題になっていた四代目市川猿之助です。そのため、市川團子が父親でもない五代目市川猿之助を襲名するのではないかと噂されているのはこの関係性があるからこそです。
また、タイミングとしても市川猿之助が自殺ほう助の罪で起訴され懲役3年・執行猶予5年の判決が言い渡されたこともあり実力なども鑑みて市川團子が襲名するのではないかといわれているようです。
大叔父について
市川團子からみて、親の叔父にあたる人物が大叔父であり、その人物が名歌舞伎俳優であり2023年5月18日に息を引き取った市川段四郎です。歌舞伎の舞台の中でも幅広く活躍しており、スーパー歌舞伎セカンド「ワンピース」にも出演するなど市川宗家の舞台の要として長く活躍しました。
最後に
今回は香川照之の息子であり五代目市川猿之助襲名が噂されている市川團子について、家系図の一部を紹介していきました。
前述のように、歌舞伎の舞台だけでなくテレビなど様々なジャンルで活躍している方が多い家系となっています。父親のスキャンダルや四代目市川猿之助の事件など、市川團子にとっては試練とも呼べる出来事が発生していますが、今後の歌舞伎界を担っていくものとして今後のさらなる活躍に期待していきましょう。