芸能の世界には、有名人の親を持ち二世タレントとして活躍する芸能人は少なくありません。なかには、宇多田ヒカルさんのように実は家族揃って芸能一家という方もいます。
今回は、芸能一家の宇多田ヒカルさんの家系と経歴や、実は二世タレントという芸能人を紹介していきます。
目次
宇多田ヒカルの華麗なる家系を紹介
宇多田ヒカルさんの父親ミュージシャンで音楽プロデューサーの宇多田照實さん。母親は、歌手の藤圭子さんです。母親の藤圭子さんの両親は浪曲師で、兄弟には歌手がいます。また、歌手の前川清さんと結婚歴もあります。宇多田ヒカルさん自身も写真家で映画監督の紀里谷和明とあって、見事に芸能一家ですね。
それでは、宇多田ヒカルさんの母親と父親の経歴について詳しく紹介していきましょう。
宇多田ヒカルの父親【宇多田照實】
宇多田照實（うただてるざね）さんは、音楽プロデューサーで、U3 Music（有限会社ユースリー・ミュージック）の代表取締役です。藤圭子さんとは、1982年にアメリカで結婚、その後、離婚と再婚を何度も繰り返しています。マルチミュージシャンとして活躍していたとされる宇多田照實さんですが、結婚当時は仕事も無く、借金もあったようで、藤圭子さんの貯金頼っていたという話もあります。
日本に戻って、藤圭子さんが芸能界で活動を再会すると、宇多田照實さんは事務所の社長になりますが、2007年には正式に離婚。この頃には、宇多田照實さんの女性関係が離婚理由にされるほどで、娘の宇多田ヒカルさんとも揉めた経緯があるようです。
離婚した後も藤圭子さんの身元引受人になっていたことから、藤圭子さんが亡くなった際は、親族の面会をすべて断ったり、宇多田ヒカルさんがブレイクした利権を独占しようとしていると噂されたり…と話題が絶えない人物です。
宇多田ヒカルの母親【藤圭子】
藤圭子さん（本名・宇多田純子）は、1960年代から1970年代初頭で活躍した演歌歌手です。代表曲は『新宿の女』『女のブルース』『圭子の夢は夜ひらく』などがあります。ハスキーボイスによる歌唱力と表現力で歌謡界のスターに躍り出ました。
1971年には、同じく歌謡界のスターである前川清さんと結婚しますが、多忙を極めた結婚生活は1年で破綻し、1972年に離婚します。
1979年には引退を決意し、アメリカに渡り、1980年にアメリカで宇多田照實さんに出会います。1981年には再びアメリカに渡り、1982年に宇多田照實さんと再婚。1983年宇多田ヒカルさんが生まれます。その後、藤圭子さんは宇多田照實さんと7回の離婚・再婚を繰り返します。
1998年に宇多田ヒカルさんが歌手デビューすると、入れ替わるように歌手活動を辞めました。2013年に都内で倒れているのを発見され、病院で死亡が確認されました。知人のマンションから飛び降りたと見られています。その後、藤圭子さんは1988年頃から精神疾患を患っていたと公表されました。
実は二世タレント！芸能ファミリー
宇多田ヒカルさんのように家族の多くが芸能に身を置いている家庭もあります。では、活躍中の芸能一家について紹介していきましょう。
渡辺徹ファミリー
渡辺徹さんは俳優として活躍し、司会やマルチタレントとして幅広く活躍。妻はタレントの榊原郁恵さんで、仲の良い夫婦としてテレビでも活躍していました。2人の間に出来た長男・渡辺裕太は俳優やバラエティのレポーターとして活躍しています。渡辺徹 息子 次男・拓弥も近々芸能活動をスタートさせるのでは？と言われています。
5代目市川團子
市川猿之助の代役を立派に務めた5代目市川團子（香川政明）さんの父親は、俳優で歌舞伎役者の市川中車（香川照之）です。香川照之さんの酒乱癖による事件や、市川猿之助による両親の自殺ほう助など、不祥事で注目されがちな澤瀉屋ですが、市川團子は長年受け継がれてきた歌舞伎役者の名跡なので、これからの活躍が期待されています。
まとめ
今回は主に宇多田ヒカルさんの両親について紹介しました。二世タレントはたくさんおられますが、家族がこれほどまでに芸能の世界に身を置いている家庭も少ないでしょう。二世であるかは、本人の残した功績とは関係ないとは思いつつも、芸能一家という特殊な環境だと本人の置かれた境遇などをついつい想像してしまいますね。
